【IIDX】LIGHTNING MODEL(HEROIC VERSE新筐体)に関して

2019.12.19 初版
2019.12.25 アップデートで修正された点を追記
2019.12.30 一部修正
2020.01.07 一部追記(2020010703でのバグは別記事に記述)
2020.01.08 アプデによる新機能について追記
2020.11.22 BISTROVER稼働時点での情報に更新(プレミアムエリアの追加機能は公式を御覧ください)
2021.12.24 CastHour稼働時の情報を追記

20年の歴史で初となるフルモデルチェンジ
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当記事では筐体の特徴等を書き連ねて行きます。
※以下、LIGHTNING MODELはLMと表記

 

筐体全体

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基本的な構造は従来と一緒ながら、サイドのパーテーション追加、上部スピーカーの変更等見た目でもわかる変更が多岐に渡ります。

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▲タイトルPOP部分 半透明フィルム?を後ろからライトで照らしている

10キー・エフェクター部分は物理デバイスが廃止され、中央に用意されたタッチパネル型液晶(プレミアムエリア)で操作することになりました。
また、スタート/VEFX/EFFECTボタンが鍵盤付近に移動しており、慣れるまでは誤爆したりすることが多いです。
(特に中央付近にものを置いてた人は気をつけましょう(逆に言うとWINDOW HOLDがやりやすくなった))

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▲鍵盤周り スタートボタンが家庭用に近くなった VEFX/EFFECTはコイン投入口の上

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▲筐体フレームに埋め込まれた2種類のカメラ 顔元カメラは位置が移動している

Rootageの時に後付されたカメラ2種類は、LMでは筐体フレームに埋め込まれています。既存筐体では後付感が否めないというか(当たり前なんだけど)後付感しか無い感じでしたが、自然な仕上がりになりました。
顔元カメラの位置も液晶上部中央に移設され、映せる範囲が中央よりに移動しています。
位置移動に伴って、カメラを使ってムービー隠しをするのは難しくなりましたね…

筐体裏側はモニタと一体型になり、スタイリッシュになったように感じますが通気口が目立ちます。
液晶の型番はここからはわかりませんでした。

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他、カードリーダーはtricoro筐体以降と同じで埋込式となっています。

液晶関連

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既報の通り、コナミ音ゲーとしては初の120hzモニタを採用。
120fps付近で描画できるようになり、より滑らかに動くようになりました。

但し、120fps化の弊害からか従来筐体に比べてハイスピードが遅く感じるようなので、気になる人は調整した方が無難です。
自分はそこまで緑数字を変えていませんが、15~25ぐらいはずらした方がいいという意見をよく耳にします。

一方で液晶の大きさが43インチ(従来筐体は37インチが主流)ということもあり、既存筐体とのレイアウトの違いも相まってかなり大きめに感じると思います。
差を考慮してCB液晶と同じく後ろに配置されていますが、初めてプレイした際の違和感は大きく出ること間違いないと思います。(CB液晶に慣れてない場合は特に)

遅延は恐らく既存筐体より少ないと思われますが、少なすぎて逆に+側に判定調整してあげないとFASTばかり出るようになってしまします。この辺は慣れですかね?

なお鍵盤の項目で後述しますが、判定のブレが従来筐体に比べてかなり無くなっているように感じました。

プレミアムエリア

従来のエフェクター部分に相当する部分です。10キーもここに格納されています。
(機能説明は公式にもあるのでここでは省きます)

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エフェクターは対象の部分をタッチすることで瞬時にエフェクトの切替が可能です。

10キーは左上(2P側は右上)のボタンからどの画面でも呼び出しが可能です。
普段から出しておかないとリザルト保存する時にテンパるかもしれません。

基本的にはいつどこの画面でも操作が可能ですが、ロード中は10キー含めて動かせないので注意です。
なお、調整した内容は他筐体でもそのまま引き継がれます。

2020/01/07追加
「LDJ:J:D:A:2020010703」*1でのアップデートから、ニュース速報の一覧を確認できるメニュー画面が追加されました。

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▲一番右に追加されたニュースメニュー

開くと個別にタブが表示され、詳細が見えるようになっています。
また、対象曲をタッチすることで選曲カーソルが自動的に対象曲に動いてくれるという便利な機能も搭載されている模様です。

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-以下メモ書き(時間がある時に詳細を書く予定

28 BISTROVERで下記機能が追加

楽曲検索
選曲メモ
プレーアナライズ
プレー動画録画 ※初回利用時(バージョン変更時)に規約同意が必要/一部版権曲等は録画不可

29 CastHourで下記機能が追加

ランダムレーンチケット ※日本国内かつPASELI対応筐体のみ対応
ヒットチャート

音響関係

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▲上部スピーカーが大幅変更された

スピーカーは19(Lin)以前のBOSE製、tricoro筐体のJBL製、copula筐体のYAMAHA製からONKYO製のスピーカーがサイドに2台、液晶上部に2台ついています。
上部スピーカーは従来型とは違い、横型の通常のスピーカーが搭載されています。

サイドガードが標準装備された為、従来型の筐体に比べて音が聞き取りやすくなっています。
エフェクター機能も強化されているので、細かく設定してあげれば段違いの音響環境になります。

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▲筐体側面にヘッドフォンジャックが標準搭載(1P/2Pそれぞれ鍵盤の真下付近に配置)
 BEMANIではボルテ、(ビースト/)ノスタルに続き3例目となる

筐体下部にはヘッドフォンジャックが搭載されています。
ボルテと同じく信号感知式で、断線してたり不具合があると音声出力がされない仕様になっています。正直やめてほしい

音量調整はプレミアムエリアで行います。(刺してる側に音量調整のトグルが出ます)
ただし稼働当初は不具合が出ており、調整した内容がその場で反映されない状態になっています。
プレイ終了時に反映される(というよりは前クレでの設定が反映される)ようで、万が一爆音で設定してしまったらエフェクタ系の機能で調整するしか現状対応できないようです。(ボリュームよりフィルタを下げた方が調整しやすい) 12/24のアプデで修正されました

ジャック自体はゲーセン独自が設置していたアンプとは比べ物にならないほど音質がいいので、音量調整に注意して使ってみるのがオススメです。

※29 CastHour稼働中(2021年12月)に出荷された筐体では、スピーカーがオーディオテクニカ製のものに変更されています。

鍵盤・スクラッチ(皿)関係

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▲1P側の鍵盤周り

鍵盤はプロゲーマーDOLCE.氏の監修の元、元々のデフォルト設定(スイッチ0.98N/バネ100g)より軽い物を使用しています。
デフォルトでは(ラウンドワンのPOPから予想すると)スイッチ0.49N/バネ50gのものが搭載されています。このうち50gバネは市販されておらず、特注品であることが考えられています。→2020年6月頃から三和電子で市販されるようになりました。

打鍵感ですが、想定しているよりかは重くなく(少なくとも0.49/60よりは軽い)、スコア出すのにはかなり向いている設定だと感じます。
一般プレイヤーがクリア狙いする分にはすこしキツイ設定ですが、慣れれば(クロペンやファーフルダリアのような)重発狂以外は対応できる重さだと思っています。

稼働前後に「esport筐体だからセッティングを自由に変更できない」という噂が流れていましたが、監修に関わったDOLCE.氏は否定しています。

 

クラッチですが、従来のEMPシートは貼られていないものの滑り止め加工はされています。
EMPシートのそれに比べるとかなり滑りやすいので回し方に注意が必要です。
皿の重さ調整はプレミアムエリアから行えます。軽すぎるとスクラッチの材質も相まって超滑りやすくなります。
但し現状は端っこを回すとうまく回らないようで、特に手首皿を使用している人は一層の注意が必要になっています。
自分は確認していませんが、縁の部分で回しすぎて皿がロックされる症状も出ているようなので気をつけた方がいいです。

しかし不具合は持っているものの、肝心の皿の入力感度は従来筐体とは一線を画すレベルで素晴らしいものに仕上がっています。
慣れれば最強の皿環境になると感じました。
Plan8(SPA)のブレイク前連皿がPOOR出ずに入ったときは流石にビビった

※皿の不具合(取り消し線部分)はBISTROVER稼働までに解消済

鍵盤の判定の方も(少なくとも鍵盤デフォ設定であれば)かなり良好で、スコア力皆無の自分でもブレが減ったなという印象です。
皿の判定自体も従来筐体より鍵盤寄りに近づいたように思えます。

先行配信曲等

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先行配信曲は「LIGHTNING MODEL」フォルダに格納されています。(HEROIC VERSEフォルダの下に配置されています)
HEROIC VERSE時代は先行配信曲にも隠し曲が存在し、それぞれLM筐体で5クレ、10クレ、15クレプレー(?)するごとに1曲ずつ解禁されていました(28 BISTROVER以降は通常解禁されています)。

解禁曲は下記の通りです。

  • GIGA VIOLATE/Blacklolita BPM150 SP・DP共に6/8/11(全譜面CN)
  • Theory/YUTO BPM102-146 SP・DP共に5/8/11
  • AKASHIC BREAK/BST"TAG" BPM205 SP6/10/12 DP7/10/12

LIGHTNING MODELフォルダに格納されている曲は従来筐体ではプレー不可能です。

また、従来筐体には曲データ自体が入っていないため、DJPOINTの計算やニュース機能が正常に表示されない不具合が発生してます。
実害は無いものの不審な動きをするので早めに修正されてほしいところです。

→アリーナ開始前に修正されました。

なお、ライトニングモデル稼働時に追加された楽曲は、28 BISTROVER稼働時に通常解禁及び従来筐体でもプレイできるようになりました。
また、HV稼働中に追加された先行楽曲もCastHour稼働時に無条件解禁に移行しています。

現在*2は、下記の楽曲が同フォルダに収録されています。

  • ABSOLUTE (kors k Remix) / Remixed by kors k
  • smooooch・∀・ (Snail's House Remix) / Remixed by Snail's House

以下3曲はボルテ連動「X-record」での解禁曲(2021/09/30終了、現在新規解禁不可)

  • apo:llioth / Juggernaut.
  • BLACK or WHITE? / BlackYooh vs. siromaru
  • ディスコルディア / ぺのれり vs. BEMANI Sound Team "HuΣeR"

永世段位・極段位に関しては公式に記述があるのでここでは記述しません。

発生している不具合

残念な事に、LM筐体では稼働時に結構な数の不具合が発生していました
2019/12/20現在、発生しているものでプレーに支障を来すもの、かつソフトウェア由来による不具合は下記の通りとなります。

  • ヘッドフォンジャックの音量調整が即時反映されない(前述済) 2019/12/24アプデで修正
  • クラッチを縁で回すとロックがかかり回せなくなる(前述済) HV稼働中に対策パーツが組み込まれ改善済
  • ハイスピードの内部計算式が60Hz(従来筐体)のままになっており、従来筐体と同じ緑数字で合わせようとすると2倍になってしまう(参考:Laharさんの一連のツイート)
    ※FHSでは適用範囲内であれば正常に動作する 2019/2/24アプデで修正

     

  • 同じくS乱補正のアルゴリズムが60Hzのままになっており、縦連にならない保証値が半分になっている(参考:らぐさんのツイート)  2019/12/24アプデで修正(但し補正値が従来筐体と異なる模様)
  • ゲージ推移が正常に表示されない 2019/12/24アプデで修正

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    ▲途中落ちなのにゲージが空になっていない

  • 特定の条件が重なった場合、永世段位を受けていないのに合格メダルが取得できる場合がある 2019/12/24アプデで修正
  • ボーカル曲等で、キー音とバック音がずれていく
  • ソフラン曲で再加速する際、再加速地点が従来筐体と異なるタイミングになっている
  • ランプ表示がデータと一致しない(ex.フルコンランプなのに表示はノマゲ)
  • CN・BSSを押し続けている間の判定表示がなくなる

※これら不具合はBISTROVER稼働時までにほぼ修正されています。

また、原因は不明ですが鍵盤での空POORが体感上かなり出やすい気がします。
過電流が流れている等の話が有りますが果たして。

多重反応及び見逃しPOORの範囲が(何故か)広がっていたことがが原因の模様でした。
ともにCastHour稼働時に修正されました(前者はマイクロスイッチの交換(D2MV→VX)、後者はソフトウェアアップデートで修正)。

今後改善していくものと思われますが、公式アナウンスが未だに無い(アプデも無い)のはちょっと気になるところですね…→アナウンスありました

終わりに

元々のHVが不具合だらけのスタートだった為、不具合が非常に目立つ残念な結果となっていますが、筐体のスペックに関してだけは文句なしに最高だと思います。

なにより従来筐体だと判別困難な仕様や組合せがあったものが、目に見えて統一されることになるので、不具合修正と筐体の導入が進めば今後のスタンダードになるのは確実です。

懸案だった鍵盤固定問題もなさそうなので、DPの人にも希望があるように感じます。
(最もレーンサイズが変わっているので認識難になる可能性が高いですが…)

今後が非常に楽しみです。

備考:筐体のVersion表記について

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初版…LDJ:J:D:A:2019120902
※従来筐体にはこの日付のverは存在していない
 また、外国で稼働した際にどの記号が割り当てられるかは未だ不明

INPUT CHECK画面
右下のターンテーブルの重さ設定とヘッドフォンの確認画面が追加されている

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*1:LDJ:J:D:A:2020012100で再実装

*2:2021/10/13、CasrHour稼働時点